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もうすぐ幼稚園!幼児教育無償化で、幼稚園の費用はどう変わる?

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こんにちは、メァ(@mea_magika_blog)です!

 

1月ももう終わり、そろそろ入園準備も本格化してきますね!

 

我が子は保育園に入れなかったため、幼稚園に通っていました。

 

 

今回は、私がかつて気になっていた『費用はどのくらいかかるの?』という点をメインに、幼稚園について書いてみました!

 

幼児教育無償化(幼保無償化)についても記述します!

 

 

 

幼稚園ってどのくらい費用がかかるの? 

まずは費用についてお話します。

 

長男が幼稚園に通っていた頃の、実際にかかった費用を書き留めたものです。

幼稚園の費用一覧

ここでの金額はすべて『我が家の通っていた幼稚園の場合』です。

月謝やバス代はもちろん、給食費等も園によって金額が違います。

あくまでも『目安の一例』として考えて下さい。

 

 

入園準備での金額と月謝

入園準備での金額と月謝一覧

右上から順番に説明します。

 

①制服類:約35,000円

 夏服・標準服の制服(各1セット)

 標準服のブラウス(2着)

 夏服のシャツ(2着)

 夏用・冬用の体操服(各1セット)

 夏用・冬用の帽子(各1つ)

 夏用・冬用のスモック(各1着)

 園指定の通園バッグ

 園指定のシューズバッグ

 

これらの販売会が2月中旬に行われ、その時に直接業者に支払いました。

 

 制服は男児・女児で違いますが、金額はほぼ変わりませんでした。

 

長男が通っていたような私立幼稚園は、比較的に制服類の価格が高い傾向です。

 

②文具類:約10,000円

 文具類というのは、『保育用品』とされるものです。

出席ノートや粘土・粘土板、お絵かき帳やお道具箱、連絡帳や名札などです。

 

年少さんで入園でも、年中さんで入園でも、金額はほぼ変わりません。

メモには書き忘れてますが、年長さんでは約5,000円ほどかかりました。

 

この文具類の支払は4月末頃、集金という形で支払いました。

 

③入園金:50,000円

 これは、入園願書を出した時に支払ったものです。

願書の提出は、前年の10月頃です。

 

我が家の地域(埼玉県の田舎の方)の中では高いほうなのですが、

同じ埼玉県でも栄えているさいたま市などは、更にもう少し高いようで…

 

非常に地域差が大きいです。

都内だと平気で10万超すとか…恐ろしい。

 

④月謝:22,000円

 この月謝(保育料)は、年少さんは23,000円、年中・年長さんが22,000円でした。

 

幼稚園から指定された銀行に口座を作り、毎月引き落としという形で納入しました。

※年額を月割りしている金額なので、夏休みで園に行かない8月も、通常通り引き落とされます。

 

集金という形でも支払うことができましたが、私の知る限りみんな引き落としにしていました。

 

 

ちなみに、今年の10月から始まる『幼児教育無償化』で無償になるのは、基本的にはこの月謝(保育料)の部分です。

 

幼児教育無償化については後述します。

 

 

⑤バス代:3,000円

 これは、もちろんバス利用者のみです。

 

月謝とは別に、月謝の引き落とし日に集金がありました。 

※年額を月割りしている金額なので、夏休みで園に行かない8月の分も支払います。7月に2ヶ月分の集金という形でした。

 

公立の幼稚園だと、もっと安いところもありますが、私立幼稚園は大体このくらいの金額が平均のようです。

 

年中さんの時にかかった費用

続いて、年中さんの1年間でかかった月謝以外の費用です。

年中さんの1年間にかかった費用一覧


 ①給食費+諸費:約60,000円

 給食費は、仕出し弁当のようなもので270円/日でした。

 

この給食費に関しては、予定された日数分を支払い、欠席した日の分は後日返金されました。

 

諸費というのは、父母会費600円/月、観察絵本430円/月の、計1030円です。

 

また、6月と11月に『冷暖房費』として1000円ほどの上乗せがありました。

 

10月の分が高いのは、親子遠足の集金があったからです。

親子遠足では、クラスごとに観光バスを貸し切るため、6000円ほどの金額でした。

 

給食費+諸費の金額を、月の上旬に集金という形で支払いました。

 

②その他雑費:約1,000円

 これは、事前に保育用品として購入していた文具類(ノリやお絵かき帳など)がなくなった時に、新しいものを貰うと発生する費用です。

 

その都度集金という形で支払いました。

 

 

年長さんの時にかかった費用

 続いて、年長さんの1年間でかかった月謝以外の費用です。

 

年長さんでかかった費用一覧

 

 ①給食費+諸費:約85,000円

 給食費は前年度と同じ金額でした。

 

諸費のみ金額が変わり、父母会費+卒園一式の積立で1300円/月、観察絵本420円/月の、計1720円となりました。

 

また、月謝やバス代、そしてこの給食費+諸費は、2月の支払日に2~3月分を合わせて請求されました。

 

年長さんは3月上旬にはもう卒園ですので、その兼ね合いで前月に合算となるようです。

 

 

②その他雑費:約1,600円

 内訳は前年と同じです。

 

幼稚園就園奨励金(来年度から幼児教育無償化へ移行) 

長男が幼稚園の頃は、『幼稚園就園奨励金』というものがありました。

幼稚園就園奨励金の金額

これは、幼児教育無償化になる前の負担緩和措置とされていたものです。

そのため、幼児教育無償化が開始される来年度からは廃止となります。

 

世帯所得によって金額が変わるもので、金額は微々たるものでした。

 

 

入園・進級した4月頃に、幼稚園から申請書を貰い記入して、園に提出します。

そしてその年度の3月中旬頃(年長さんの時は3/16受とメモしてました)、園から奨励金を現金で受取りました。

 

 

当時は経済DV真っ只中でしたので、後で返ってくるとしても『一旦払わなくちゃならない』のはかなり辛かったです。

 

 ちなみに、この『幼稚園就園奨励金』は、幼児教育無償化に移行するため2019年9月で撤廃となる予定です。

 

 

幼児教育無償化について

幼児教育無償化(幼保無償化)とは、今年10 月に予定される消費税率の引上げによる財源を活用して、幼稚園・保育所・認定こども園等を利用する3歳から5歳の全ての子供たちの利用料が無償化されるものです。

 

当初は、まず2019年4月から一部前倒しというかたちでスタート予定となっていました。

 

しかし、2018年12月に『2019年10月から全面開始』と、前倒しでスタートすることが決定しました。

 

所得制限は特にありません。

 

※0歳から2歳児の子供たちは、住民税非課税世帯を対象として利用料が無償化されます。

 

幼児教育の無償化の具体的なイメージ(例)

 

幼稚園については、満3歳(3歳になった日)から無償化されます。

年少さんは3~4歳、年中さんは4~5歳、年長さんは5~6歳です。

 

詳しくは、幼稚園・保育所・認定こども園等の無償化について/内閣府(PDF)をご覧ください。

 

幼稚園はどの項目が無償化される?

幼稚園に関しては、公立・私立を問わず、保育料として月額25,700円を上限に助成金が支給されます。

 

公立幼稚園の場合は上限を超えるところはほぼ無いでしょう。

 

しかし、私立幼稚園の場合は、上限を超える保育料を設定している園もあります。

 

その場合は、上限を超えた分の保育料は実費支払となります。

 

 

また、預かり保育についても、条件付きで無償化の対象です。

 

預かり保育の費用の無償化について

幼稚園の預かり保育を利用する子供たちについても、条件付きで無償化されます。

 

新たに保育の必要性があると認定を受けた場合には、最大月1.13万円までの範囲で預かり保育の利用料が無償化されます。

 

 

利用実態に応じて、とはなりますが…

 

認可保育所における保育料の全国平均額(月額3.7万円)

ー 幼稚園保育料の無償化(上限月額2.57万円)

=預かり保育の利用料の無償化(差額の月1.13万円まで)

 

という感じです。 

 

つまり、月謝(保育料)+預かり保育で、月37,000円までが無償化の対象となります。

 

幼稚園の『保育の必要性の認定』ってなに?

内閣府の幼児教育無償化についての資料には、こう記述があります。

 

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内閣府の資料より

つまり、2号認定される状況ならば、預かり保育の費用も無償化されるということです!

 

 

保育認定とは、以下のいずれかに該当することです。

 

1:就労(フルタイムのほか、パートタイム、夜間、居宅内の労働など)

2:妊娠、出産

3:保護者の疾病、障害

4:同居又は長期入院等している親族の介護・看護

5:災害復旧

6:求職活動(起業準備を含む)

7:就学(職業訓練校等における職業訓練を含む)

8:虐待やDVのおそれがあること

9:育児休業取得中に、既に保育を利用している子どもがいて継続利用が必要であること

10:その他、上記に類する状態として市町村が認める場合

 

 

2号認定とは、上記のいずれかに該当する『満3歳以上の子供』となります。

 

ざっくり言うと、『満3歳以上の園児で、共働きの家庭』は、預かり保育が無償化される、ということです。

 

 

支給方法はどうなるの?

 無償化される月謝(保育料)の支給方法は、2019年1月現在、明確に提示されていません。

(市役所のこども支援課で確認しました)

 

 

回答してくれたこども支援課の方によると…

 

『現状では、各自治体の状況に任せるという方針になっています』とのこと。

 

つまり、市町村などによって『最初から保育料の請求がない』ところと、『一旦支払って、後から返ってくる』ところが出てくることになります。

 

また、『通常の保育料と預かり保育料を、双方ともに園や自治体に任せるのは困難』という話も出ているようです。

 

これは、預かり保育の無償化の対象となるのが『保育を必要とする家庭』というのがネックなのでしょう。

 

 

現状では『どこが無償化を管理するのか』『申請などはどうするか』『支給方法はどうするか』などは、未定となっています。

 

 

9月まで支払った保育料はどうなるの?

 幼児教育無償化は、今年の10月から開始となり、無償化になるのも10月分の保育料からを予定しています。

 

そこでふと思った疑問。

 

9月まで支払った保育料はどうするの?

それって来年入園する子と比べたら不公平じゃない?!

 

これについても、こども支援課の方に聞いてみました。

 それによると…

 

 今まであった『幼稚園就園奨励金』は、幼児教育無償化の開始によりなくなります。

 

しかし、本格実施の10月になるまでの分は、これまで通り『幼稚園就園奨励金』の対象として、一部支給がある予定となっています。

 

とのこと。

 

無償化までは行かずとも、何らかの救済措置はされる予定のようです。

 

 

今回のまとめ

 今回は、幼稚園の費用と『幼児教育無償化』についてお話しました。

 

  1. 無償化になるのは保育料(月謝)のみ
  2. 預かり保育は『2号認定』と同等の家庭が無償になる
  3. 『無償化』がどういう定義(支給方法)なのかは未定
  4. 9月までは幼稚園就園奨励金が対象になる予定

 

以上が今回のまとめです。

 

 

長男が幼稚園の頃は、2年間(年中・年長)で約79万7000円かかりました。

 

同じ2年保育だと過程すると、幼児教育無償化になれば約26万9000円になります。

 

 

幼稚園就園奨励金の支給額と、幼児教育無償化との差は、長男の時の例で計算すると…

 

幼稚園就園奨励金の場合:62,200円/年 2年保育で124,400円

 

幼児教育無償化の場合:264,000円/年 2年保育で528,000円

 

補填される金額としての差額は、なんと40万円以上!

 

家計としてはかなり助かりますね。

 

 

しかし、問題は支給方法です。

 

奨励金と同じような方法だった場合、後で返ってくるとしても、一旦払わなければならないのは辛い所。

 

『最初から保育料を請求されない』という方法になることを切に願います…。

 

 mea.

 

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参考元:

子ども・子育て支援新制度 - 内閣府

制度の概要等 - 子ども・子育て支援新制度 - 内閣府

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